「ゆるミニマル家計」シリーズ、今回が第3回・最終回です。
前回はお金の参考にしているYouTubeチャンネルをご紹介しました。
今回は、私の節約スタイルの土台を作ってくれた参考書籍5冊をご紹介します。
本は読むタイミングによって、刺さり方がまったく違います。
「あの時この本に出会っていなかったら、今の家計管理はなかったな」と思うものばかりです。
3つのカテゴリに分けてご紹介しますので、今の自分の悩みに近いカテゴリからチェックしてみてください。
カテゴリ①|お金の基礎・考え方を整える本
「節約したいけど、何から始めればいいかわからない」という方は、まずここから。
テクニックの前に「お金との向き合い方」を学ぶことが、節約を長く続けるための土台になります。
📖『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』
両@リベ大学長 著/朝日新聞出版
YouTubeでお金に関する情報を毎日発信している両学長さんが、お金の基本をまるごと1冊にまとめた本です。
この本が伝えているのは、一生お金に困らないための「5つの力」。
- 貯める力:固定費の削減・スマホ代・保険の見直しなど
- 稼ぐ力:本業・副業・転職の考え方
- 増やす力:投資の基本
- 守る力:詐欺・トラブルから資産を守る
- 使う力:お金を人生の満足度に変える
どれかひとつだけでなく、この5つをバランスよく学べることの大切さを丁寧に教えてくれる一冊です。
私はこの本(とYouTube)をきっかけに、スマホを格安SIMに乗り換えました。
それだけで月々の固定費がぐっと下がったのは、今でも大きな節約効果として続いています。
お金の本を一冊も読んだことがない方に、まず最初に手に取ってほしい一冊です。
子ども向けバージョンの本も出版されているので、娘と一緒に読み進めています。
お金の話は、家庭でしっかり伝えておきたいと思っているので。
こんな方におすすめ
- お金の勉強を何から始めればいいかわからない
- 固定費を見直したいけど、何が削れるかわからない
カテゴリ②|家計・節約の実践テクニック本
考え方が整ったら、次は「実際どうやるか」の具体的な方法を学んで、実践してみることが大切です。
同じ主婦目線で書かれたリアルな体験談は、読んでいてとても励みになります。
📖『ポンコツ4児母ちゃん、家を片付けたら1,000万円貯まった!』
なごみー 著/KADOKAWA
インスタグラムで片付け・家計・家事の工夫を発信しているなごみーさん。
3男1女の4児のお母さんですが、もともとは借金あり・汚部屋のズボラ主婦。
独身時代にうまいビジネス話に乗って100万円の借金をつくり、完済して結婚したものの貯蓄ゼロ。
そこから一念発起し、教育費4,000万円を目標に家庭のすべてを見直した方です。
「ズボラ」というキーワードにまんまと惹かれて購入しました(笑)。
同じズボラ民として、この言葉は外せません。
実際に読んでみると、取り組んだ内容が写真・イラストたっぷりで紹介されていて、同じ主婦として「わかる!」「これ試してみたい!」という場面が何度もありました。
「使わないものを買い溜めるのはお金をゴミ箱に捨てるのと同じ」という言葉は、今でもモノを買う前に思い出す言葉になっています。
テーマごとに「どんなことで困って、どう解決したか」が書かれているので、自分の悩みに近い章から読んでいくのもおすすめです。
こんな方におすすめ
- 家が散らかっていてどこから手をつければいいかわからない
- ガマンの節約はしんどい、もっとラクに続けたい
- 同じ主婦目線のリアルな体験談が読みたい
📖『食費節約・ポイ活・ほったらかし投資をコツコツ同時進行!一生お金に困らない みるみる”お得”が増える暮らしのコツ』
くぅちゃん 著/扶桑社
著者のくぅちゃんさんは、もともと浪費家で貯金ゼロだった40代主婦。
育児休業中にお金の不安を感じたことをきっかけに節約を始め、6年で1,000万円を貯めた方です。
この本のいいところは、「食費節約・ポイ活・ほったらかし投資」を無理なく同時進行で続けるコツが一冊にまとまっていること。
新NISA・iDeCo・株主優待なども丁寧に解説されているので、投資初心者でも安心して読めます。
私がとくに共感したのが「苦しい節約じゃなくていい」というスタンス。
むやみに我慢するのではなく、必要な支払いでお得を積み重ねるという考え方は、私のゆるミニマルスタイルと重なるところがたくさんありました。
写真付きでスルスル読めるので、スキマ時間にサクッと読めるのも忙しい主婦には嬉しいポイントです。
こんな方におすすめ
- 節約・ポイ活・投資、全部気になるけど何から手をつけるべきかわからない
- ガマンの節約はもう限界、楽しく続けられる方法を探している
- パート収入を少しでも賢く使いたい
カテゴリ③|暮らしを整える・ミニマル系の本
節約テクニックより先に「暮らし方・考え方」を変えたい方へ。
モノと向き合うことで、お金の使い方まで変わっていきます。
📖『ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版』
佐々木典士 著/ちくま文庫
2015年の刊行以来10万部を突破し、23カ国語に翻訳された世界的なベストセラーの増補文庫版です。「手放す方法リスト」が80のルールへと充実した内容になっています。
著者の佐々木さんはもともと、モノをため込む「マキシマリスト」。
自己嫌悪・無気力・思考停止という日々を変えたのが、ミニマリズムとの出会いです。
モノを手放していく中で、劣等感や焦りがなくなり、肩の力が抜けてリラックスして生きられるようになったといいます。
この本で一番印象に残っている言葉が、「手放すことは『失う』ことではなく、『得る』こと」というフレーズです。
モノを減らすことで時間・お金・心のゆとりが戻ってくるということを、体験談とともに丁寧に語ってくれます。
「なぜ人はモノを手放せないのか」という心の仕組みまで丁寧に解説してくれているので、「良く見せたい」「不安だから買う」という自分の行動パターンに気づかせてくれるのも大きな収穫でした。
こんな方におすすめ
- 家にモノが多すぎて、何から捨てていいかわからない
- なんとなく買ってしまうクセを根本から変えたい
- 節約テクよりも「暮らし方・考え方」から変えたい
📖『お金の増え方は9割部屋で決まる 人生を豊かにするミニマリスト思考』
ミニマリスト Takeru 著/廣済堂出版
著者のTakeruさんは、難病の再発で失業・貯金ゼロ・借金という人生のどん底を経験した後、ミニマリズムに出会いモノをほぼ手放して人生をリセット。
現在は月10万円で豊かに暮らしながら、YouTubeやSNSで発信を続けているミニマリストです。(現在はYouTube活動をお休みされています。過去動画の視聴は可能)
この本で印象的だった一節をご紹介します。
家にあるモノのひとつひとつは、すべて「お金が形を変えたもの」。モノを大量に持っている人は、それだけのお金を失ってきたということ。部屋を整えることは、お金を守ることに直結します。
節約や投資の前に、まず「部屋を整える」ことが先決——という切り口がとても新鮮でした。
なぜ片づけがお金に直結するのかを、6章にわたってSTEP形式で丁寧に解説しています。
「なんとなく節約しているのに、なぜかお金が残らない」と感じている方に特に読んでほしい一冊です。
こんな方におすすめ
- 節約しているつもりなのに、毎月お金が残らない
- 家が散らかっていて、スッキリしたいけどどこから手をつければいいかわからない
- 「ガマンの節約」ではなく、暮らし方ごと変えたい
まず1冊、自分の「今」に合う本を手に取ってみて
今回ご紹介した5冊を、もう一度まとめます。
カテゴリ① お金の基礎・考え方を整える
- 『お金の大学』両@リベ大学長
カテゴリ② 家計・節約の実践テクニック
- 『ポンコツ4児母ちゃん、家を片付けたら1,000万円貯まった!』なごみー
- 『みるみる”お得”が増える暮らしのコツ』くぅちゃん
カテゴリ③ 暮らしを整える・ミニマル系
- 『ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版』佐々木典士
- 『お金の増え方は9割部屋で決まる』ミニマリストTakeru
「全部読まなきゃ」と思わず、今の自分の悩みや状況に一番近い本を1冊選んで、まず手に取ってみてください。
節約は、知識よりも「自分に合った仕組みを作ること」が一番大切だと、20年以上続けてきて実感しています。
この記事が、あなたの家計を整えるひとつのきっかけになれたら嬉しいです。
「ゆるミニマル家計」シリーズはこれで完結です。
お読みいただきありがとうございました!




